2021年10月に閣議決定されたエネルギー基本計画等において省エネ基準は段階的に引き上げられることになりました。
・従来の建物(省エネ等級3)は現在省エネ基準不適合
・2025年の最低ライン=今の省エネ基準住宅(省エネ等級4)は2030年に省エネ基準不適合
・2030年の最低ライン=ZEH水準の省エネ住宅
※2024年9月21日現在は基準の違う住宅がそれぞれ販売されているのでしっかりと認識する事が重要!!
《ZEH水準の省エネ住宅を購入するメリット》
①子育てエコホーム支援事業対象!!【80万円補助】
受付期間:予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月末まで)
②ZEH水準省エネ住宅は省エネ基準適合住宅に比べて住宅ローン減税がお得!!
※2024年1月~2025年12月末の入居予定の住宅ローン減税の内容
・ZEH水準省エネ住宅 :借入限度額3500万円、控除期間13年間、控除率0.7%、13年間の最大控除金額318.5万円
(参考)
・従来の建物の住宅ローン減税の最大控除金額0円
・今の省エネ基準の住宅ローン減税の最大控除金額273万円
③ZEH水準の省エネ住宅を購入する時の贈与税非課税枠は最大1000万円
※受贈者、贈与者共に所定の条件有り
④快適な生活空間と節約できる光熱費
・ぐっすり眠れて睡眠の質の改善!!
・喘息のリスク半減?健康診断の結果も改善?
・断熱性能が高く夏は涼しく、冬は暖かい!!
資産価値の観点からみてもZEH水準の省エネ住宅については一般の住宅と比べて高くなることが予想されます。
例えば皆さんが中古マンションを購入する時に同じ価格ならどちらを選びますか?
ZEH住宅 or 現在の省エネ住宅 or 従来の建物(省エネ等級3)
居住性の比較だけでもZEH水準の省エネ住宅が良いと考えられますが、更にZEH水準の省エネ住宅は住宅ローン減税が優遇されます。
是非内容を理解の上、住宅購入の参考にされてください。
※こちらの内容やデータは全て国交省資料を参考に作成しています